そろそろインターンシップの面接が始まる頃でしょうか!?
就職活動は3月からなのに、なんでもう面接受けなきゃいけないの?って感じだと思いますが、人気のインターンシップに参加するには、残念ながら面接は必須です。
そして面接でよく聞かれる質問が「志望動機」ですね。
今の段階から志望動機とかないわい!!
・・・と言うような就活生の声をよく聞きます。
まさに仰る通り。
実際に体感して志望動機を作りたいからインターンシップに参加してるのに、そのインターンシップでも志望動機を聞かれたらそりゃそう思いますよね。
ですが、そんな就活生の思いをよそに企業は志望動機を聞いてきます。
自分の経験値のために、インターンシップではなんとかこの「志望動機」の壁を越えなきゃならんのです。
そこで今回は、インターンシップの志望動機なんて作れない!と悩んでるあなたに、今すぐ使える志望動機の作り方をお伝えします!
インターンシップで何を知りたいの?
まずは、自分はインターンシップで何を知りたいのかを明確にしましょう。
ここでは、参加しようと思っている会社に関連付けなくていいです。
関連付けない方が、自分の率直な考えが思いつきやすいですからね。
何を知れるかわからないから、何を知りたいかわからない!
と考えるの放棄しないで、深く自分と向き合ってみてください。
何もわからないままに会社に入るのは不安ですよね?
どんな仕事内容か理解できていないのに「明日から働け」と言われたら、たとえアルバイトだったとしても怖いですよね?
じゃあ、何を知ることができればその不安は和らぎますか?
それがあなたの知りたいことです。
例えば・・・
- 新人として入社して一番始めに与えられる仕事はどんなものか
- その仕事に向いているか
- 長く続けたいと思える仕事か
- 上司の人柄
- 社員の新人への接し方
- 通勤のしんどさ
- 生活基盤の安定度合い
などなど。
こんなことが分かると、不安は和らぎますかね?
不安が和らぐようなことは、人によって違うはずです。
皆さんも自分オリジナルの知りたいことを見つけてくださいね。
その知りたいことはなぜ知りたいの?
大前提として、知りたいことは人それぞれです。
自分の知りたいことが他の人にとっても同じように知りたいこととは限りません。
なので、他人である面接官に「これが自分のどうしても知りたいことなんだ!」と伝えなければならないわけです。
そしてそれには、面接官に「なるほど、確かにそれは知りたいことかもね」と思わせるような理由が必要になるんですね。
例えば、その仕事が向いているかどうか知りたい理由はなんでしょうか?
アルバイトで向いていない仕事を経験して成果を出せず苦しんだから?
ゼミで自分に向いている役職について、時間を忘れるくらいに没頭できたから?
自分なりの理由があるはずです。
今までの人生を改めて思い出して、理由を見つけてみましょう。
そのインターンシップに知りたいことはあるの?
せっかく知りたいことが何か見えてきたとしても、その知りたいことがインターンシップ先にないと参加する意味がありません。
例えば、仕事が自分に向いているか知りたいのに、説明会やグループワークだけのインターンシップに参加しても意味がありません。
向いているか知りたい実業務が体験できるものを選びましょう。
他にも、社員の人柄が知りたい場合は、長期間参加できるインターンシップを選びましょう。
短期のインターンシップでは、社員も就活生に良く見られたいもんですから猫を被ります。
長期インターンシップに参加して、飲み会なんかに連れて行ってもらえれば社員の人柄がしっかりと見えてくるはずです。
お酒が入って、仕事に対するホンネや愚痴なんかが聞けると参加した価値があったって言えますね。
インターンシップの志望動機を作る方程式
今までおさらいですが、
①自分の知りたいこと
②なぜそれが知りたいのか
③そのインターンシップでは知りたいことが知れるのか
の順でお話してきました。
ここまで考えることができれば、後は①〜③を相手に伝わるように組み合わせるだけです。
【志望動機を組み立てる方程式】
②という理由で①を軸に就職活動をしていて、③がある貴社を志望しています。
例えば具体例で言うとこんな感じです。
■提案型営業職の長期インターンシップの場合
居酒屋のホールでアルバイトをしているのですが、お客様に新メニューをお勧めることが自分に合っていると感じていて、自分の会話によってそのメニューを注文してもらえた時は何にも代えがたい喜びを感じていました。(②)
アルバイトではお客様に何かを提案することに喜びを感じていましたが、この感覚は社会人としての仕事でも味わえるのかを知りたくて、インターンシップではお客様に提案ができる仕事を探しております。(①)
貴社インターンシップでは、提案型の営業に携わらせて頂ける上に、長期間従事することで提案後のお客様の反応も知ることができるので、私が知りたいことの全てを知ることができると感じた貴社に応募致しました。(③)
といった感じです。
いかがでしょうか?
方程式なしに、ただ「貴社の営業職がしたいです!」と言うよりも説得力がありますよね。
今回紹介した志望動機作成の方程式を利用して、ぜひ自分の行きたいインターンシップに参加してくださいね!
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