インターンシップの季節がやってきましたね!
学校でもニュースでも、もしかしたら家でも、インターンシップに行け行けと言われ続けてもう耳タコかなと思います。
でも行けと言う割には、なんでインターンシップが必要なのか、どうやってインターンシップ先を探せばいいのかはあまり教えてくれないですよね。
そこで今回は、インターンシップって何をどうすればいいのかを徹底的にお伝えしていきます!!
Contents
そもそもインターンシップって何?
簡単に言うと職業体験です。
中高生の頃にも仕事体験という名目で、近くのお店や幼稚園などに行って、仕事を体験した方も多いと思います。
大筋はその仕事体験とほぼ同じです。
体験する期間は様々ですが、インターンシップでも同じように、会社に出向いて社員と同じ仕事を体験します。
日本ではこの数年間で流行り始めたインターンシップですが、
正社員になる前にインターンシップ生として働くことは、アメリカやイギリスなどでは当たり前のことなんです。
担当者に話を聞いただけでは本当にその仕事を自分が好きになれるかわからないし、もし好きになれずに早期退職することになれば、学生も会社も損することになっちゃいますしね。
ですが今までの日本はそんな職業体験はせず、好きじゃない仕事でも会社のために我慢してやれー!と言ってきたんですね。
そんな君主に従うしもべのような発想が見直され、従業員も会社も両方が幸せになれるような制度をやりましょうということでインターンシップが日本でも始まったわけなんです。
ですので、インターンシップはみなさんが職業選びで大きな失敗しないための制度ですので、ぜひこの制度を活用して後悔のない就職活動をしましょう!
インターンシップ参加までの流れ
インターンシップ参加までの流れは、4段階です。
- インターンシップ先を決める
- 申し込む
- 選考を受ける
- 参加する
実際に参加するまでに、実は3つもすべきことがあるんですね。
また、アルバイトと同じように選考がありますので誰しもが行きたい企業のインターンシップに参加できるわけではありません。
自分がインターンシップを通して何が知りたいのかを明確にした上で、その知りたいことに見合った企業を選ぶようにしましょう!
まずはインターンシップの種類を知ろう!
一口にインターンシップと言っても、色んな種類のものがあります。
それぞれのメリットデメリットを理解した上で、参加する企業を決めましょう!
気軽に参加できる!1DAYインターンシップ
1DAYインターンシップとは、その名の通り1日だけのインターンシップです。
数年前から急激に流行り始めた形態のターンシップです。
●メリット
- 授業やバイトが忙しくても、合間に行きやすい
- もし行ってみて嫌な仕事だったとしても、1日だけなので安心
- 短期間で複数社に参加できる
- ザックリとその企業のことが理解できる
●デメリット
- 説明会だけ、実際の仕事とは無関係のグループワークをするなど、参加する意味のないものもある
- 良いインターンシップと悪いインターンシップの判別が難しい
- 企業が良い面しか見せてくれない
- 仕事の深い理解はできない
もし1DAYインターンシップに参加するなら、この記事をぜひ参考にしてください。
どんな企業を何社ほど受ければよいか書いています。
参考記事▼
迷うならコレ!短期インターンシップ
3日間から長くて2週間程度で実施するインターンシップです。
社員と同じように朝9時ごろに始まり、夕方17時くらいに終わる場合が多いです。
ちなみに経団連は3日以上のインターンシップを推奨していますので、まさにこの形態ですね。
1日だけのインターンシップだと、たまたまその日だけ忙しかったり暇だったりして普段どれだけの仕事量なのかわかりづらいですが、1週間のインターンシップだと仕事の一連の流れを体感できるので、仕事内容に加えて働き方についても知ることができるのが大きな魅力です。
●メリット
- 仕事の一連の流れを体感することができる
- 採用担当とコミュニケーションを取る機会が多くなるので、実際の入社試験時に有利になる
- 昼食費や交通費が出る場合が多い
●デメリット
- まとまった期間参加することになるので、授業やアルバイトとの折り合いが難しい
- 企業が良い面しか見せてくれない
- 倍率が高くて参加しづらい
内定取得率グングンUP!長期インターンシップ
半年以上の期間で参加するインターンシップです。
長期間参加するとはいえ、半年間まるまる企業に缶詰状態になるわけではありません。
週に1〜3日間で仕事体験をするものがほとんどです。
しかも、なんと給料が出るインターンシップも多くあるので、アルバイトを1つ始めるような感覚で参加できるのが良いところですね。
●メリット
- 仕事を深く知ることができる
- 仕事の一連の流れを体感することができる
- 採用担当以外の社員とも出会える
- 採用担当とコミュニケーションを取る機会が多くなるので、実際の入社試験時に有利になる
- 給料が出る場合が多い
●デメリット
- もし自分に合わない企業だったとしても長期間続けなければいけない
- インターンシップと大学の授業を両立させなければならない
- 責任ある仕事を任せてもらえる場合が多いので、軽い気持ちでは参加できない
実は、このブログでは長期インターンシップをオススメしています。
少し労力は必要ですが、必ずその分の見返りはあります。
参考記事では長期インターンシップをオススメする理由などを書いていますので、よければ参考にしてみてください。
参考記事▼
インターンシップの申し込み方法
インターンシップがどんなものなのかわかったところで、好きなインターンシップ先を探して申し込んでみましょう。
探す場所はたくさんありますが、大きく分けると例えばこんなものがあります。
探しやすさNo1!インターンシップサイト
そのページを見るだけで、ズラズラっと各社のインターンシップ情報が載っているサイトです。
自分の好みに合わせて企業検索ができるので、効率よく自分に合った企業を探していけますよ。
また、企業側からすると、インターンシップサイトに掲載するにはお金がいるので、採用活動にお金をかけることのできる企業が掲載されているとも言えますね。
例えばこんなサイトが有名です▼
- マイナビ2019:登録社数3589件(2017年6月30日時点)
- リクナビ2019:登録社数8654件(2017年6月30日時点)
- キャリアバイト:登録社数606件(2017年6月30日時点)
大手企業を狙うならコレ!企業公式ホームページ
業界最大手企業は、インターンシップサイトに掲載せずに、自社サイトにのみ掲載している場合があります。
もし参加したい企業があったとして、インターンシップサイトに情報が載っていなった場合でも、そこで諦めずに企業の公式ホームページも見てみましょう!
選考通過率高し!キャリアセンター
インターンシップサイトや企業公式ホームページから応募をすると、書類選考や面接があり、通過できた人しかインターンシップに参加できません。
まだ就職活動本番ではないのに、選考で落とされて参加したいインターンシップにいけないのは悲しいですよね。
実は学校のキャリアセンター(就職課)がインターンシップの参加枠を持っている場合があります。
企業数はインターンシップサイトに比べると少ないですが、学校のOBOGがいる会社が多く、学校内だけでの選考になるので、他の方法に比べると圧倒的に通過率は高いです。
インターンシップ先を探す場合は、必ずキャリアセンターの情報を確認してから他の方法を検討しましょう。
インターンシップの選考ってどんなもの?
インターンシップにも面接はあります。
ただ、就職活動本番のように課題やグループディスカッションが行われる場合は稀です。
よくあるのが、書類選考と面接です。
どのような選考方法だとしても、自分が何を知りたくてインターンシップに参加したいのかを明確に選考担当者に伝える必要があります。
企業側としても、優秀で採用の可能性のある方のみと会いたいと思っているので、インターンシップを通してお互い(企業と学生)が知りたいことが知れるかどうかが重要なんですね。
また、交通費が出るようなインターンシップですと、交通費を出す!と言っているにも関わらず、あまりに交通費がかかり過ぎるところですと不合格となったりします。
参加者のみなさんが他府県から通勤となると、交通費だけでもかなりの費用になってしまいますからね。
そんなことで不合格にするくらいなら募集要項にそう書いてくれよと思いますよね。。。
今日のまとめ
- インターンシップとは、学生も企業も損のないようにするための職業体験制度
- 選考があるので、誰しもが行きたいインターンシップに行けるわけではない
- インターンシップには機関によって種類があり、それぞれにメリットデメリットがある
- 参加したいインターンシップによって申込み方法を考えるべき
- インターンシップの選考に臨む時は、自分が何を知りたいのかを明確にしよう
周りに流されてインターンシップになんとなく参加するんじゃなくて、しっかりと自分の目的に合ったインターンシップ先を選んでくださいね!
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