さあ2019年卒向けのインターンシップの受付が始まりましたね!
年々、インターンシップに参加する就活生の割合は増えてきていて、2016年卒の学生はなんと7割の人が参加していました。
もはや参加するのが当たり前になってきたインターンシップですが、当たり前になってきたからこそ適当に参加する人も増えてきていて、そんな気持ちで参加して意味あるの?と思うこともしばしば。
今回は、どのような内容のインターンシップに参加すれば意味のある時間になるのか、そんな話をお伝えしたいと思います。
Contents
そもそもインターンシップって何よ?
学生に実際に企業で就業体験をしてもらう制度のことです。
通常の就職活動(説明会やOB訪問など)だけではその会社での仕事を理解しきれないし、理解ないままに入社してしまうと企業にとっても学生にとってもメリットがないので、それならいっそ実際に体感してもらいましょう!ってな想いから始まりました。
インターンシップは企業によって、給料としてお金がもらえたり、1日だけの手軽なものや、半年以上がっつり体験できるものまで様々です。
たくさんある中から、自分の状況やインターンシップに参加して「何を知りたいか」によって、選択肢を絞って選んでいってください。
企業側のインターンシップへのモチベーションは様々で、国や学校からの圧力が凄まじいので、嫌々インターンシップを実施している企業も少なからずあります。
また、個人情報を多く取り扱う会社などでは、インターンシップ学生に社員と同じように個人情報を取り扱ってもらうことはセキュリティ上できないので、インターンシップという名目で通常の説明会と同じ内容を話すだけのものや、実際の業務とかけ離れたグループワークを実施したりしています。
こんな企業のインターンシップに行っても時間をただ浪費するだけなので、応募するときにしっかりと見極める必要がありますね。
なんで1dayインターンシップはダメなの?
近頃流行りの1dayインターンシップ(1日だけのインターンシップ)はお薦めしません。
実施する企業側からすると1dayインターンシップは1日しか学生との接触時間がないので、できる限りその仕事の汚い部分を隠します。
その学生がそのあと自社にエントリーしてくれなくなるかもしれませんし、参加学生の周りの友達に悪い情報を流されるかもしれませんしね。
仕事の汚い部分を隠した見せかけの綺麗な仕事を体験することに、なんの意味があるんでしょうか?
そんな見せかけを体験するのに貴重な1日も浪費するのはすごくもったいないです。
また、インターンシップにやる気のない企業は1dayインターンシップを実施する傾向にあります。
※全ての1dayインターンシップ実施企業がやる気がないわけではありませんよ!
やる気ないならやらなきゃいいのにって思いますが、昨今の世の中流れや、連日新聞にインターンシップが取り上げられていたりしていて、企業の上層部が焦って「うちの会社はインターンシップやらないの?」と部下に圧力をかけてくるんですね。
そう言われると部下もやらざるを得ませんから、仕方なしにできるだけ労力のかからないように実施するわけですよ。
他にも、大学との付き合いを重視する企業ですと、大学から実施をお願いされるので仕方なしに実施するなんてこともあります。
そんなこんなで、参加する学生の気持ちそっちのけで実施に向かう場合は、極力準備が楽な1dayインターンシップを実施するに至るということなんですよね。
そんな採用担当の上司や大学へのゴマすりのためのインターンシップに、自分の貴重な1日を費やしてはいけません。
どんなインターンシップを選べばいいの?
1dayインターンシップに2つ3つ行くくらいなら、長期インターンシップをお薦めします。
半年くらいの期間で週に1〜2回実施されるものがベストですね。
半年にも渡ってインターンシップを実施するくらいですから、まず採用担当がやる気満々です。
インターンシップの運営はみなさんの想像以上に労力がかかるので、それを半年もやろうってんですからやる気がないわけないです。
また、半年も一緒に働けば嫌な部分も見えてくるでしょう。
もちろん仕事の嫌な部分だけじゃなく、その仕事の意義や他部署との連携度合い、顧客との付き合い方や仕事の作り方など様々なことが見えてきます。
単純な作業内容だけではなくて、こういった仕事の本質を理解できてはじめて、インターンシップに参加する意味が出てくるんです。
お薦めのインターンシップサイト
マイナビやリクナビで企業を探してもいいですが、この2つには長期のインターンシップは掲載していません。
長くて1週間くらいじゃないですかね。
長期のインターンシップを探すなら「キャリアバイト」というサイトがお薦めです。
キャリアバイトURL:https://careerbaito.com/
キャリアバイトは、掲載されているほとんどが半年以上の長期インターンシップですし、給料の出るものが多いです。
長期インターンシップに参加するとなると、バイトを削らないといけない場合があったりしますが、インターンシップに参加して稼ぐことができるので一石二鳥ですよね。
また、キャリアバイトの企業営業の方が厳選して掲載する企業を選んでいるので、安心して参加することができます。
百聞は一見に如かずってのはホント
いろんな企業の説明会に行ったり、ビジネス本をたくさん読み漁るよりも、インターンシップでじっくり体感する方がよっぽど身になります。
半年は長期間でちょっと足が進まないかもしれませんが、海外企業では当たり前にやっていることです。
「1dayインターンシップ」って言葉は実は日本人が作った言葉なんですよ。
あまり楽な方にばかり行かず、参加する意味を考えてインターンシップ先を選んでほしいです。
もし職業理解があまりできていないままに入社してしまうと、私と同じように入社してから失敗に気づいてしまうかもしれません。
参考記事:私が転職した2つの理由
これからの50年が変わってくることなので、ぜひしっかりと職業理解をした上で企業に入社してくださいね!
併せて読んでほしい記事:短期インターンシップの注意点!
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